Mia
AFTER STORY
乾いた芋を頬張りながらミアは手に入れた魔石を数えた。「後どれだけあれば豊かになるんだろうなぁ」途方も無い計算を足りぬ頭でしながらリュコスの街を眺める。
「ん?」一人、腹を抱えてよろめく子供を見つけた。
「いるか?」食いかけの芋を渡すと子供はぎこちなく笑う。ミアもまた一つ増えた戦う理由を胸に、笑い返した。
SECRET STORY